お宮参り、いつ・いつまでに予約すべき?【呉服屋が教える予約タイミング完全ガイド】

赤ちゃんが生まれてから、あっという間にやってくる「お宮参り」。出産準備や新生児のお世話でバタバタしているうちに、
気づけば予約のタイミングを逃してしまった——というお声を、私たちは毎年多くのご家庭からお聞きします。
この記事では、後悔しないための予約スケジュールと、慌ただしい時期だからこそ気をつけたいポイントをご紹介します。
お宮参りはいつ行うもの?
伝統的には、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目にお参りするとされています。ただし現在では、
この日にこだわらず、以下のような要素を優先して日程を決めるご家庭がほとんどです。
赤ちゃんとママの体調
真夏・真冬などの気候の厳しい時期を避ける
家族(特に祖父母)の予定が揃う日
生後100日前後まで時期をずらす「お食い初め」と兼ねる場合も
つまり、「生後1ヶ月前後」という目安はあっても、実際の予約時期には幅があるというのが実情です。
真夏のお宮参りはおすすめしません
生後1ヶ月というと、7月・8月生まれの赤ちゃんはちょうど真夏にお宮参りの時期を迎えることになります。
しかし、私たちは真夏のお宮参りは積極的にはおすすめしていません。理由は主に3つあります。
赤ちゃんの熱中症リスク 生後1ヶ月の赤ちゃんは体温調節機能がまだ未熟で、暑さに対して非常に弱い状態です。
祝い着や産着を重ねて着せることで、さらに熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まります。
赤ちゃんへの負担 慣れない外出、慣れない衣装、慣れない神社の環境。それだけでも赤ちゃんにとっては大きな負担です。
そこに真夏の暑さが加わることで、体調を崩しやすくなってしまいます。
ママの体力がまだ回復していない 産後1ヶ月というのは、ママの体もまだ回復途中の時期です。
そこに真夏の暑さの中での外出・着付け・撮影が重なると、体力的な負担がとても大きくなります。
こうしたリスクを考えると、無理に「生後31日・32日目」や「1ヶ月前後」にこだわる必要はまったくありません。
実際、真夏や真冬に生まれたご家庭では、涼しくなる9月・10月や暖かくなる4月・5月まで時期をずらしてお参りされるケースがとても多くあります。
一番大切なのは、赤ちゃんとママの体調、そしてご家族が心穏やかに迎えられるタイミングです。
「暦通りにできなかったから」と気にされる必要はなく、ご家族にとって無理のない時期を選んでいただくのが一番です。
なぜお宮参りの予約は慌ただしくなりやすいのか
七五三と違い、お宮参りは「妊娠中から準備する」という方が少なく、多くのご家庭が出産後に慌てて動き始めます。
しかし出産直後は、
赤ちゃんの体調・授乳リズムが安定しない
ママの体も回復途中
里帰り出産で予定が読みにくい
退院・出生届・健診など他の手続きも重なる
といった事情から、「予約しよう」と思ったときには希望日が埋まっていたというケースが少なくありません。
予約タイミングの目安
妊娠後期(出産予定日の1〜2ヶ月前)に仮予約を
まだ生まれる前ですが、出産予定日がわかった時点で、祝い着のレンタル・購入相談や撮影スタジオの仮予約を済ませておくご家庭が増えています。
人気の祝い着(初着)の柄は早い段階で埋まりやすい
出産後に一から探す手間が省ける
万一予定日が前後しても、日程調整の相談がしやすい
出産後すぐ(生後1〜2週間以内)に本予約を
出産予定日が近づいたら仮予約、赤ちゃんが生まれたらできるだけ早く本予約に切り替えるのが理想的な流れです。
生後1ヶ月前後の週末は特に人気が集中
大安・友引などの吉日はさらに早く埋まる傾向
授乳やお昼寝のリズムを考えた時間帯(午前中)は争奪戦になりやすい
秋・春などお宮参りが重なりやすい時期は要注意
出産が多い時期(統計的に秋〜冬生まれが多い年など)と重なると、お宮参りシーズンも混み合います。
「まだ早いかな」と思っても、候補日が決まったら早めに連絡するのが安心です。
予約が遅れるとどうなる?
希望していた祝い着(初着)のサイズ・柄が貸し出し中
授乳・おむつ替えがしやすい午前中の枠が埋まる
家族揃っての記念撮影の時間が確保できない
神社の混雑する時間帯としか予約が取れない
特に、兄姉の七五三と一緒にお参り・撮影をしたいというご家庭や、遠方の祖父母を招いての家族写真を希望される場合は、早めの相談が満足度を大きく左右します。
予約前に決めておくとスムーズなこと
出産予定日、または赤ちゃんの生年月日
お参りを希望する神社・地域
祝い着はレンタルか購入か
ご家族(祖父母含む)での記念撮影の希望有無
授乳・お昼寝など赤ちゃんの生活リズムに配慮したい時間帯
これらが事前に決まっていると、当店でのご相談もスムーズに進み、赤ちゃんとママの負担が少ないプランをご提案しやすくなります。
まとめ:「早すぎるかも」と思うくらいがちょうどいい
お宮参りは、生まれたばかりの赤ちゃんとママにとって初めての大きな行事です。だからこそ、
出産後の慌ただしい時期に慌てて探すのではなく、妊娠中から情報収集・仮予約をしておくことをおすすめします。
妊娠後期 → 祝い着・スタジオの仮予約
出産後1〜2週間以内 → 本予約への切り替え
人気の週末・吉日は早めに埋まるため要注意
真夏生まれの赤ちゃんは、無理に1ヶ月にこだわらず涼しい時期にずらすのがおすすめ
「まだ生まれていないけれど相談だけでもしたい」という方も、もちろん大歓迎です。
赤ちゃんとご家族にとって、心穏やかに迎えられるお宮参りの一日を、私たちが心を込めてサポートいたします。









